この画像はグラフィックデザイナーの辻尾一平さんが2020年6月16日にTwitterに投稿した指に巻ける切符のプロトデザインです。皆さんも切符を買って電車に乗って、目的地の改札を出る間際に「あれっ?!切符がない。。。」なんてポケットとバックと格闘した経験は何度かあると思います。デザインの力で多くの人が悩みを抱える問題が一発で解決できる素晴らしいアイデアですね。正にデザインで課題解決とはこの様な事をいうのかもしれません。
それぞれのリングには地下鉄の路線別のシンボルカラー(銀座線オレンジや丸ノ内線レッドなど)がプリントされていて、指輪にすると銀座線は「G」「丸の内線」は「M」といった具合に、一目で何の路線の切符なのかも分かる仕様になっています。
切符の両サイドに切れ目が入っていて、切符をグルっと指に回すと簡単にリングが作れる形状になっています。
アナログな物が衰退し、デジタルで問題解決や便利さの追求が進む現代において、素晴らしいアイデアがあればアナログな温かみを持ってデジタル以上の問題解決ができる良いお手本だと思いました。実際にかなり可愛いですよね!!これが実際に地下鉄に導入されたら乗らなくても各路線の切符を収集しちゃいますね!!
ちなみに辻尾一平さんは、折ると一輪挿しになる手紙「hanategami」など他にも素晴らしいアイデアのデザインを発表されているので、是非Twitterで他の作品もチェックすることをオススメします!
WEB広告代理店で働いています。出現エリアは渋谷界隈。3度の飯よりアートやデザイン、ガジェットなどが好き。皆さんのインスピレーションに何かしら響く様な情報を届けたいなと日々精進して記事を執筆しています。