【千と千尋の春日様?!】四天王寺聖霊会の舞楽の衣装がとっても雅!

【千と千尋の春日様?!】四天王寺聖霊会Other
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この画像は大阪府大阪市にある聖徳太子ゆかりの寺である和宗総本山 四天王寺の聖霊会の舞楽の様子です。なお、聖霊会の読み方は「せいれいかい」ではなく「しょうりょうえ」と読むのが正解です。

和宗総本山 四天王寺の場所はこの辺りです。結構大阪の都心に位置していますね。

この聖霊会(しょうりょうえ)は和宗総本山 四天王寺の最も重要な行事の一つで古来千年の伝統と格式を誇り、難波芸能を伝える貴重な行事とされ、毎年聖徳太子命日(旧暦2月22日)で現在の4月22日に開催されています。(ちなみに今年2020年4月22日の聖霊会は新型コロナウィルス対策の為、無参拝者での法要となったようですが、本来は一般の方でも参拝することが可能です。)

この写真1コマを切り取るとジブリ映画の代表作である「千と千尋」の春日様を思い浮かべる人も多いと思います。というか顔はそのままですね。衣装は圧倒的に聖霊会の方が雅ですが。。。
千尋の春日様

というのも「千と千尋」の春日様のキャラクターのネタ元は奈良春日大社の舞楽面なのですが、この見た目の顔を抽象化した面は、舞楽の「蘇利古(そりこ)」や「案摩(あま)」にて日本で広く使われているので、奈良春日大社だけの物という訳ではありません。なお、この面の正式名称は「雑面(ぞうめん)」といって、白い厚紙に目、鼻、口などを墨で象徴的に描き、目を三角形に切り抜いたものを指し、この四天王寺聖霊会でも同様に使用されています。

「蘇利古(そりこ)」「案摩(あま)」の雑面
左が「蘇利古(そりこ)」、右が「案摩(あま)」の雑面です。

では、「千と千尋」の春日様を彷彿される四天王寺聖霊会の舞楽の様子を紹介していきます。

「千と千尋」の春日様を彷彿される四天王寺聖霊会の舞楽

「千と千尋」の春日様を彷彿される四天王寺聖霊会の舞楽

「千と千尋」の春日様を彷彿される四天王寺聖霊会の舞楽

また、四天王寺聖霊会の舞楽の動画も紹介していきます。

■四天王寺 聖霊会舞楽大法要(平成29年4月22日)

四天王寺 聖霊会舞楽大法要(平成29年4月22日)

■四天王寺 聖霊会 雅楽「蘇利古」

四天王寺 聖霊会 雅楽「蘇利古」

来年は一般客も参拝できると思うので、興味がある方は和宗総本山 四天王寺で逐次情報をチェックしてください!

和宗総本山 四天王寺

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