この異次元への入り口を彷彿させる光の幾何学模様のアート作品はロサンゼルスを拠点とするイギリス人アーティストのAnthony Jamesが制作した「Portals」という作品です。正20面体の中にLEDによるネオンの正三角形が左右対称に繰り返し構成されることで無限の広がりがあるかの様な没入感を得ることができます。
作品の大きさは152.4×152.4×152.4cmで、スチール、ガラス、LEDライトの素材を使用して制作しています。
なお、このAnthony Jamesが制作した「LED Portals」のコンセプトは「プラトンが3次元の完全な対称性の理想的な構成システムを実証するために使用する単一の数学的実験」です。ちなみにプラトンはソクラテスの弟子であり古代ギリシアの哲学者でり優れた数学者です。
プラトンの立体(プラトンのりったい、英: Platonic solid)とは、すべての面が同一の正多角形で構成されてあり、かつすべての頂点において接する面の数が等しい凸多面体のこと。正多面体には正四面体、正六面体、正八面体、正十二面体、正二十面体の五種類がある。正多面体の構成面を正 p 角形、頂点に集まる面の数を q として {p, q} のように表すことができる。これをシュレーフリ記号という。シュレーフリ記号は半正多面体(別名:アルキメデスの立体)にも拡張することができる。
引用元:正多面体 – Wikipedia
なかなか難しくて常人にはコンセプトは理解できないですね。。。雰囲気は伝わりますが(笑
ずっとみていると、この正20面体の中に引きずり込まれそうな圧倒的没入感、光の無限回路の様な美しさの中にもちょっとした恐怖も感じる作品です。
では、Anthony Jamesが制作した「Portals」を紹介していきます。
映像の方が更に没入感が凄いので動画でも紹介していきます。
■Anthony James Studio
■ANTHONY JAMES : ABSOLUTE ZERO
下記のAnthony Jamesの公式ページから他の作品もチェックできます。
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