この写真はJR九州で働く駅員、車掌、運転士といった鉄道員だけで構成された「JR九州櫻燕隊」というよさこい（YOSAKOI）のチームです。なお、櫻燕隊の読み方は「おうえんたい」です。このチームは2011年の九州新幹線の全線開業をきっかけに福岡市にて結成され、男女混合で平均年齢は31.1歳の比較的若いメンバーで構成されています。全員JR職員というのがまず凄い！
まず目に入るのは昔の学生服や軍服をコンセプトにした様な衣装で、そのインパクトが凄い！濃紺で赤の刺し色の入った長い丈の和モダンなジャケット、そしてJR九州の「九」の菱形のロゴが入った深く被る帽子、足袋型型の靴と、明治時代にタイムスリップしたような和洋折衷で硬派ないで立ちを醸し出します。頭からつま先まで抜かりのない素晴らしいデザインですね！
これが本当のクールジャパンではないかと。。。
ちなみに、よさこい（YOSAKOI）とは、高知県高知市のよさこい祭りから端を発した、踊りを主体とする日本の祭の一形態で日本全国で開催されています。なお、本家である高知のよさこい祭りは、高知の市内9ヶ所の競演場・7ヶ所の演舞場で趣向を凝らした200チーム・約2万人が演舞を繰り広げる日本でも有数の規模感と人気のある祭りです。なお、以前こちの記事で紹介した「覆面和踊り集団「太宰府まほろば衆」の衣装や踊りの絵面の強さが半端ない」の太宰府まほろば衆もよさこいに出演しています。
ではJR九州櫻燕隊のいで立ちを紹介していきます。
なお、北海道札幌市で開催された「YOSAKOI ソーラン祭り」で、U-40大賞（人数40人未満の部門）で2連覇の快挙を達成するなど、衣装だけでなくその演舞のクオリティの高さを証明しています。一度は生で演舞を見てみたいものです。。。。
では実際に動画でその演舞を紹介していきます。
■JR九州櫻燕隊 かごしま春祭大ハンヤ2018 大賞受賞演舞
■JR九州櫻燕隊 ふくこい2013
■JR九州櫻燕隊 龍馬よさこい2015 龍馬演舞場
演舞には「点呼」や「敬礼」などの鉄道員をイメージした振り付けや、SLの汽笛などを楽曲に取り入れている物があります。そこはJRとしては外せませんよね（笑
WEB広告代理店で働いています。出現エリアは渋谷界隈。3度の飯よりアートやデザイン、ガジェットなどが好き。皆さんのインスピレーションに何かしら響く様な情報を届けたいなと日々精進して記事を執筆しています。
