このジブリ映画の天空の城「ラピュタ」の様に空中に浮いて盆栽が回転しているプロダクトは「Air Bonsai」です。この「Air Bonsai」を企画製造をしているのは「星人空中盆栽園(Hoshinchu Air Bonsai Garden Inc.)」という九州に拠点を置く、なんと日本の企業です!こんな素敵なプロダクトが日本発だなんて何か日本人としても嬉しいですね。
見ての通りこの「Air Bonsai」という空中浮遊する盆栽という強烈なインパクトのあるプロジェクトは、2017年にクラウドファンディングのKickstarterで出資を募り、瞬く間に世界中から3,784人から1億円近い出資額を集めて話題になりました。
■[Official] Hoshinchu | Air Bonsai -Product Introduction-
空中に浮く最新テクノロジーと盆栽という日本古来の芸術が1つのプロダクトに融合して、日本人だけでなく世界中の心に響いたという事でしょう。
■[Official] Hoshinchu | Air Bonsai -Promotional Video-
では、具体的にどんな仕組みやメカニズムで「Air Bonsai」が制作されているかというと、
パーツは大きく分けて2つあり、1つは「littele star」と呼ばれるbonsaiの部分、もう1つは「energy base」と呼ばれる土台の部分です。「littele star」には磁気を帯びたマグネットを組み込み重さは250g程度、「energy base」はAC電源で駆動して磁力が発生する独自の浮遊メカニズムが組み込まれており、「littele star」と「energy base」は2cmほど宙に浮いて回転する仕組みになっています。
このlittle starの制作風景は動画でも確認できます。
■[Official] Hoshinchu | Air Bonsai -“little star” Moss – Production Sscene
また、「energy base」の下に敷く座布団(クッション)も綺麗な和柄のパターンがいくつもあり、さらにAir Bonsaiを趣深いものにしてくれるはずです。
なお、「littele star」に植える盆栽は9種類あり、
1:茶豆(chamame):イボタノキ(樹齢7年)
2:白(siro):ヒメトクサ(樹齢3年)
3:白椿(sirotubaki):ムラサキシキブ(樹齢5年)
4:ほおずき(hoozuki):ピラカンサ(樹齢8年)
5:冬雲(fuyugumo):枯れ楓(樹齢7年)
6:一本松(ipponmatsu):一本松(樹齢5年)
7:梅丸(umemaru):ウメモドキ(樹齢20年)
8:鈴虫(suzumushi):ハゼ(樹齢2年)
9:錦木(nishikigi):白椿(樹齢5年)
こんなアートな盆栽が家にあったら雰囲気でますよね。畳でも床に張りたくなっちゃいますね。
ただ、air bonsaiは現在では「この度、発売しておりました空中盆栽は、予定数量を販売し、在庫がなくなったため、販売を中止させて頂くこととなりました。」とHPで告知があり、販売を停止しているようです。盆栽自体は年月がかかるので、再販はいつになるのか気になるところ。
欲しい方は下記の公式サイトで販売状況は小まめにチェックしましょう。
星人空中盆栽園 | Hoshinchu Air Bonsai Garden – Welcome to Hoshinchu website
出典元:https://www.kickstarter.com/projects/1280002828/air-bonsai-create-your-little-star
WEB広告代理店で働いています。出現エリアは渋谷界隈。3度の飯よりアートやデザイン、ガジェットなどが好き。皆さんのインスピレーションに何かしら響く様な情報を届けたいなと日々精進して記事を執筆しています。